ハワイ島から2000kmほど南下した場所にある小さな島「クリスマス島」。キリバス共和国の領土であり、世界で一番早く朝が始まる場所でもありました。
この島で取れた塩は「奇跡の塩」と呼ばれ、この日本にも持ち込まれるようになりました。奇跡という言葉が使われるその理由は、環境的要因です。クリスマス島は北極から流れてきた海流と南極からの海流が交差する場所にあります。クリスマス島周辺域の海底で、それらが混ざり溶け合い、海洋深層水となって上昇します。その海水を完全に天日干ししただけで製塩した「クリスマス島の海の塩」には、人間の体に必要な自然のミネラルが80種類以上も含まれています。

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